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なにが勝ってもおかしくない!?混戦スプリンターズS攻略のために、高松宮記念からセントウルSまで、今年のスプリント路線を振り返る!

前哨戦プレイバック

  • 高松宮記念
  • CBC賞
  • 函館スプリントS
  • アイビスサマーD
  • 北九州記念
  • キーンランドC
  • セントウルS
  • スプリンターズS

高松宮記念(GI)

3月25日 中京芝1200m 晴・重 18頭
1着 スズカフェニックス 1.08.9
2着 ペールギュント 2.1/2
3着 プリサイスマシーン クビ
4着 ビーナスライン 1/2
5着 オレハマッテルゼ クビ

主役不在のスプリントGIにマイル界からの参戦馬も多く、混戦が予想されたが、初の芝スプリント戦にも関わらずスズカフェニックスが1番人気に推され、それに応える形での圧勝劇を演じた。2着にも1200m戦初出走の13番人気ペールギュントが入り、いかにスプリント界が混戦かを示す結果となった。1着〜3着はマイル以上のレースでも勝ち鞍のある馬たちで、「少し長めの距離適性」を問われるレースだったといえる。

CBC賞(GIII)

6月10日 中京芝1200m 晴・重 18頭
1着 ブラックバースピン 1.09.1
2着 ナカヤマパラダイス 1/2
3着 アグネスラズベリ ハナ
4着 ミスティックエイジ クビ
5着 オレハマッテルゼ 1/2

直線の内側の傷みが激しく、逃げた馬が直線の真ん中を通る特殊な状況。大きく馬群が広がり外を通った馬はあまりにロスが大きかった。勝ったのはもっともロスのない競馬をしたブラックバースピン。ナカヤマパラダイス、アグネスラズベリとは位置取りの差もあった。大きく外を回ってしまったミスティックエイジやアルーリングボイスには厳しい展開だったといえる。高松宮記念で2着したペールギュントは、前走勝ちの激走の反動からか、6着に敗れた。

函館スプリントS(GIII)

7月1日 函館芝1200m 晴・良 16頭
1着 アグネスラズベリ 1.08.9
2着 サープラスシンガー クビ
3着 ブラックバースピン ハナ
4着 ワイルドシャウト 1
5着 タマモホットプレイ 3/4

3歳のサープラスシンガーが逃げる展開。それを追うのが同じく3歳馬、1番人気のアドマイヤホクトと、ブラックバースピン、ワイルドシャウトといった歴戦の古馬たち。直線、コーナーワークで1馬身ほどの余裕を持って4角を回ったサープラスシンガーを目がけて後続が殺到。内ラチ沿いからは馬群を縫うようにアグネスラズベリが迫り、クビほど先着した。レースは内の先行馬に有利な流れで、1〜4着馬は通ったところに恵まれた印象。

アイビスサマーD(GIII)

7月15日 新潟芝1000m 晴・重 18頭
1着 サンアディユ 0.55.1
2着 ナカヤマパラダイス 1/2
3着 クーヴェルチュール クビ
4着 アイルラヴァゲイン 1/2
5着 サチノスイーティー 3/4

逃げたクーヴェルチュールが馬場の真ん中で粘るなか、外からナカヤマパラダイス、馬群を割ってサンアディユが迫る。3頭に絞られた1着争いは伏兵サンアディユが制した。人気のジョイフルハートは久々の分もあり14着と大敗。前年のこのレースの覇者であるサチノスイーティーは5着に敗れた。サンアディユは初芝挑戦で重賞勝利。通算6勝目は重賞での勝利となった。

北九州記念(GIII)

8月12日 小倉芝1200m 晴・良 16頭
1着 キョウワロアリング 1.07.7
2着 アルーリングボイス クビ
3着 ワイキューブ 1/2
4着 ニホンピロブリュレ クビ
5着 カノヤザクラ 3/4

前半3ハロンが32秒1と超ハイペースとなり、前に行った馬が総崩れという結果に。勝ったのは外を回って差して来たキョウワロアリング。この前走の準オープン戦では6着と惨敗しているだけに、ペースが上がって差しが届いたという印象。相手関係よりもペース次第の馬ということだろう。前崩れの展開で先行して粘ったカノヤザクラとアストンマーチャン。カノヤは次走のセントウルSで2着と好走しており、アストンマーチャンも同様に警戒が必要。

キーンランドカップ(GIII)

8月26日 札幌芝1200m 晴・良 15頭
1着 クーヴェルチュール 1.08.6
2着 アグネスラズベリ 1/2
3着 ワイルドシャウト ハナ
4着 ブラックバースピン 1/2
5着 エムオーウイナー 1/2

ゴール前激戦となったキーンランドCは3歳牝馬のクーヴェルチュールが2番手から押し切り勝ちを収めた。人気のローレルゲレイロは4番手のインを追走も、直線を向く頃には手応えが怪しくなり失速、11着に惨敗した。CBC賞馬のブラックバースピンは直線でいい伸びを見せたが、外から迫った2着アグネスラズベリに交わされ4着。3着にも後方から差して来たワイルドシャウトが食い込んだ。

セントウルS(GII)

9月9日 阪神芝1200m 晴・良 16頭
1着 サンアディユ 1.07.1
2着 カノヤザクラ 5
3着 キンシャサノキセキ クビ
4着 アルーリングボイス クビ
5着 アイルラヴァゲイン クビ

内枠の先行馬に有利なレースだっただけに、差し馬には向かない流れとなった。特に外枠の差し馬には厳しい展開で、評価を落とす必要はなさそう。それでもキンシャサノキセキは苦手の休み明けで3着と健闘。1戦叩いた次走は前進が期待できる。勝ったサンアディユは馬群で揉まれることがなければかなりの力を発揮できるタイプ。本番も同型不在なら面白い存在となりそうだ。アルーリングボイスの復調にも注目したい。


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